「本当に……本当に、助けてもらっていいの……?」
(略)
「ああ、でないと俺がここにいる意味が無いからな」
光輝たちが関わることになった、ジュエルとベルタ、ミンティの問題に決着がつくことになる第6巻。
正直やっと終わったか、と思ってしまっちゃう冗長さはありました。
御影のおせっかいによる介入が無ければ、もうちょっと重い決着を迎えることになっていたでしょうし、過去に血は流れましたがまだ先に希望の残る終わりになったのではないでしょうかね。
騒動が終わった後に御影が、ルーシーに図々しいくらいの態度で接していたのは「遠慮しない関係になりたかったから」とか言ってましたけど。
それちょっと良いように言い過ぎじゃない? とは思うんですよね。遠慮しないでバチバチ言い合える関係っていうのも良いものではありますけど、このイギリス編ではルーシーが折れて協力するっていうシーンが多くて、御影の我を通してるばっかりで「貴女の意見尊重するかはわからないけど、私の意見は聞いてもらう」張りの傲慢さを感じる。
光輝がミンティ誑し込んでた時も圧かけてたし、ブラコンレベルが上がりすぎて御影の印象ドンドン下がりましたね、個人的には……。