「カナメくん 神殿の主にならないか?
王都を大騒ぎにさせようじゃないか」
ジョブと言う資質を持って人々が生まれてくる異世界に迷い込んだ主人公のカナメ。
彼は不思議なことに、人を転職させる能力を持っていた。
それを活用して、魔物被害の多い辺境の地で戦う人の背中を押したり、とある調査を行うことになった時味方に引き込んだりしていく、とそういう物語。
WEB書籍化作品のコミカライズですね。
カナメも「人を転職させる」という新しい仕事をする中で、自分にできる範囲で調べてはいたみたいですけど。
王都からやってきた第十二王子リカルドと出会ったことで、転機を迎えることに。
リカルドがカナメに不足していた情報と伝手を提供してくれて、互いに協力できる関係を築けてるの、結構好きなんですよね。
辺境の森の調査を終えて、カナメが王都の神学校に通って同級生との顔合わせを終えた辺りで1巻は終了。淡々と描くべきことを描いてくれている感じ。