「いつ何が起きても万全に戦えるように道具も万全にしておけって父様に教えられれた」
「わけのわからないいこの状況が怖いくないのか?」
「怖いも何も、村を襲われてからわけわかんない事しか起きてないだろ」
下界での保護者役である田寺たちを頼らず、単独(ツガイはいるけど)で故郷の村を襲撃した影森の関係者へ攻撃を仕掛けたユル。
妹からガチハンターメンタルと称されただけのことはある、というか。
とは言えユルも左右様も、隔離された村のことしか知らず。影森家側のツガイに、別空間に色々しまえる相手が居たり、特殊技能持ちが居たりで苦戦もしてましたが。
しっかりと一撃お見舞いした上で一人捕らえる辺り、強かです。
さてどうなるか、と思ったら影森家側に乗り込んでいくことになるんだから、展開割とサクサク進みますね。
影森家に保護されていたアサが、兄を慕っているけど距離感を測りかねているのいいですね。
……まぁ兄には甘いけど、それはそれとしてユルの故郷を襲撃したときみたいに容赦ない顔も持ってたりするんですけど。
素直に情報交換を行えるかと思ったら、影森の屋敷をツガイ使いが襲ってくる事件が起きて。
まぁ使い走りの相手が多くて、簡単に撃退はされていましたけど。
ユルの殺意を察知できる相手も紛れ込んでいたし、油断はならなそうですね……。アサが打ち明けてきた秘密と、ユルが経験してきたことなど、双子の運命は波乱万丈ですね……。ユルが下界に降りたことで、ますます激化していくんでしょうけど。