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「大げさではないです。優しいということは、他人と争わず、隣人を守る気持ちがあるということです。でも、この迷宮国ではそういう人が全てではありません。人の数が増えれば、考え方が合わない人と出会うこともある……それでも私は、アリヒトくんにはそのままでいてもらえたらなと思ってるわけです」
目覚ましい成果を上げて、七番区にあがることになったアリヒトたち。
十三の迷宮を有する広大なエリアでギルドも複数あり、いくつかの迷宮では入れる人数に制限を賭けているくらいには、探索者の人数が多い。
もっともすべての転生者が探索者としての活動を継続できるわけでもなく、挫折した『停滞者』と呼ばれる人々の割合も増えてくるエリアでもあるようですけど。
新天地に赴いたアリヒト達でしたが……。
上位のギルドが貢献度稼ぎのために狩場を独占している、という問題に直面。
同盟を組んで人数を確保して目的のために手段を選ばなくなっているみたいでしたが……。
ナンパな男が好き勝手やってる感じがして、わかりやすい悪役だなぁ感はありました。
アリヒト達は迷宮国に来て時間が短いというのもありますけど、善性を失わずにナンパ男にいら立ちを覚えていたのは安心できましたね。
そこで縁が出来て、七番区で活動していた女性パーティーと一緒にダンジョン探索する子になってましたが。
メンバーが増えてなおアリヒト黒一点で、色々と大変そうだなぁとは思いました。
今回女性を主な標的とする名前付きと遭遇したりしてますし、ああいう手合いが他にもいるなら男女混合パーティーの方が攻略は楽なんだろうか。
……恋愛問題とかも生じそうだし、何を優先するかって話になりそうですけど。