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「なんて言われていたんだ?」

「間違っても、マティアス様を敵に回すなと」

 

鍛錬の為に学校を辞し、ダンジョンに挑む事を決めたマティアス。

ルリイ達に聞いてみたところ、この時代の頼りない戦力でダンジョンの近くに街を作ったという話で……。

マティアスじゃないですけど、この国よく今まで滅びてなかったなってちょっと思ってしまった。

層の数がマティアス目線だと「せいぜい三桁」ってことですけど、今の時代の最新到達層、もう忘れたかい……? 

 

平原の魔物を盛大に狩ったマティアス達。

第二学園の激変に対応するべく準備したギルドもお手上げの素材を並べることになってしまって……マティアスの教えによって、成長著しい第二学園の方に話を持っていくことに。

第二学園の校長は、マティアスのパーティー3人にも彼と同じ『特殊特待生』という「在籍はしてるけど、出席義務はない」という特別扱いにすることを提案して。

ルリイが迷わず手を挙げたの、良かったですね。まぁマティアスの傍の方が成長できる、というのも間違いないですけど。

 

マティアスの教えを間近で受けて、この世界の常識からするととびぬけた実力者になっているルリイ達ですが。

それでもここ最近の激動の中での変化なのは間違いなく。今までの常識が抜けきってないんですよねぇ。

迷宮都市メルキアに向かうにあたって、直線で突っ切ればマティアス達の足で一日でつけるけれど、危険な魔物が住む森があって迂回するから時間がかかると言い出してたの、なんか笑えましたね。

 

その話聞いて逆にマティアス乗り気になったし。入ってみたら魔力抑えられないイリスを恐れて小物が近づいてこなかったり。この4人の旅路は、本当に話題に事欠きませんねぇ。

森を踏破して足を踏み入れたメルキアでも、陰謀が張り巡らされていましたからね……。ただ、並大抵の魔族なら的じゃないし。権力的な意味でもマティアスは国王と連絡が取れるしで、障害が障害にならないのが流石としか言えない。