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「別に恥ずかしがらなくてもいいのに」

「無理いわないで」

 

授業をサボろうと体育館の2階に逃げ込んだ女子高生のしまむら。

彼女はそこでクラスメイトであり、同じようにサボり癖のある少女、安達と遭遇して。

しまむらは授業には(安達より)出ているけれど、髪染めてピアスもしてる、という点で安達より教師受け悪いそうですが。

一緒にサボって、卓球したり適当に話をしたりする、不思議な友人関係を続けていく穏やかな作品。

 

なんだかんだで一緒に居ることが多いけど、相手のことについて知らないこともまだまだあって。「その程度の仲」だ、なんてしまむらが1話で思っているシーンがありましたけど。

どっちも距離を探っているネコみたいなところあるよなぁ、と傍から見ている分には微笑ましい。

 

しまむらには懐いているけれど、他の友人が出てくるとひいてしまうところとか。

特に懐いていたからか、しまむらとキスする夢までみてしまって、じたばたしている安達が可愛くて良かったです。

日常のエピソードが多くて、展開もゆるやかなので絵柄が可愛くて好みなのはいいことですよ。楽しい。

……穏やかな日常に宇宙服来た幼女は出てこない? いやまぁそれはそうですけど。他作品とのリンクですよね。入間先生原作の『電波女と青春男』にも出てきた面白幼女。懐かしいなぁ、今度読み返そう。