「俺は知らなかっただけだ」
(略)
「人の出会いは人を変える。それこそ、錬金術のようにな」
ヨメとイザヤのパートナー生活は相変わらず進行中。
イチャイチャはしてるけど、進展はしてないっていう意味ではあるんですが……。
言い訳しつつマリーが遊びに来たりしている中、ヨメの誘いで夏のバカンスに行くことになって。
ヒロインズの水着姿が見られるのは、まぁ可愛くて良かった。
イザヤが改名する前、ソロの冒険者として活動し魔王討伐する前の姿を知っている、ロゼッタという少女が彼を追いかけてやってきて。
拠点を持たない流浪の錬金術師でありつつ、イザヤと冒険していたこともある、ソロ適正の高い人物。一人であろうとした彼女が唯一執着したのがイザヤだった、と。
「かつてのイザヤ」とは違う振る舞いをする彼に対して、思う所があるようでしたけど。
昔の女を名乗って引っ掻き回しにこられたことで、ヨメたちもまたイザヤを問い詰めたりするわけです。
イザヤを連れていきたいロゼッタと、ヨメとの時間を選ぶイザヤ達とではどうしても主張がぶつかるわけで。ロゼッタの攻勢を乗り切った後、やりあっていた相手だったけど彼女の窮地を協力して助けることになる展開は良かった。