「錬金術師の女性と、冒険者の男性で結婚するのって、実は結構多いんですよ。ちょうどお互い無い物を補い合えるし、相性が良いらしくて」
「俺とヨメみたいなものか?」
冒頭毎回酔いどれシーン挟んでくるの、伝統芸ではあるけどたまには違う味も欲しい感はある。
2巻で夏のバカンスを堪能したわけですが、今度は北方で雪遊びしにいくわけですよ。
北の島国スノーヴィーク。錬金術の普及を目的として、錬金術アカデミーの公務扱いで足を運ぶことになったとか。
そうやって足を運んだ先で、イザヤはまたしても因縁のある相手と出会うんですが。
魔王の仮面をつけて、「復活した魔王」を自称する少女ナナはイザヤとのキスを狙い、ヨメたちに阻まれることになるわけですが。
ナナはそれでも諦めず行動を続けることに。その過程で、彼女が秘めていた想いとかも色々発掘されることになって。
スノーヴィークが亡くなっているヨメの父親の出身地であり、銀髪や白い肌という特徴を受け継いでいる、という前振りもしっかり意味があったのは良かったですね。
戦闘になるとイザヤがサクッと解決してくれるのは頼もしいし。まぁ毎度ヒロインと良い展開になってるのはアレですが。もうちょっとヨメ大事にしてあげて