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「ええ。それに応えられるかどうかは、聞いた後にしか言えないけどね」

「そうか。じゃあ言うだけ言ってみる」

(略)

「俺と敵対しないでくれ」

 

都市間輸送車両での激戦を超え、無事自宅に帰還できたアキラ。

後にイナベに指摘されてましたが、その戦いで多くの装備を失った状態だったのはだいぶ危うかったですけど、うまく生き延びていますねぇ。

まぁアルファの支援があるから、そうやすやすと死なせてももらえない気はしますけども。同種のサポートがあったカツヤは死んだし、絶対はないか。

 

本来は坂下重工を狙っていた超人を撃破したことで、五大企業から報酬を貰えることになったアキラでしたが……。

敵視しているウダジマを狙う機会だぞ、とイナベから提案されつつも、自分の大目標の方を優先し金とハンターランクへの還元を望んでいたのはアキラらしい。

アキラのはちゃめちゃっぷりに懲りたヒカルが、彼の担当をどうにか降りようと画策したり。無理無茶無謀愛好家のキバヤシの介入もあったりしつつ、アルファ目線で「真面な装備」と呼ばれるクラスの装備を得て、ハンターランクも急上昇するなど高位ハンターらしい実力と実績が得られつつある。

 

そんなアキラに、キャロルが護衛依頼を持ってきて。

何某かの危機が迫っているわけではなく、念のため程度の依頼だったはずが……アキラの悪運に巻き込まれたかのように、トラブルに遭遇しまくるのにはちょっと笑ってしまった。

アキラの自宅が吹っ飛ばされたり、騒動の根が深そうだったりと、全然笑ってられる状況でもないんですけどね!

ツバキにすら評価されたアキラの義理堅さ、契約に誠実にあろうとする姿勢があちこちで評価されているのは嬉しいですね。

 

様々な要因からキャロルの持つ情報が狙われている可能性があり、その対処として遺跡を探索して独自ルートを発見しようと動くことになって。

そこでトガミを雇った、坂下重工から脱走したシロウと遭遇することになったり。

奥部につながるだろう場所を発見したと思ったら、旧時代の特殊技術によって囚われの身になりかけたり、相変わらず散々ですなぁ。

 

アキラが手放したカードを手にしたレイナ達が近くに来て、彼女たちにシロウが接触したことで、旧時代のリオンズテイル関係者に仕事を依頼することに成功したりしてましたが。

レイナ達の抱えるリオンズテイルの問題と、コロンを払ってまで誰かを探しているシロウ。そう言った厄介ごとの種がどうアキラに関わってくるだろうか、と思っていたら最後の引きがトンデモなかったですねぇ……。

これで続き来年かぁ! 待ち遠しいですね。