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「きっと友崎君のなかで、

この毎日の生活も――『ゲーム』にレベルアップしたんですね」

(略)

「俺にとって――『人生』はゲームだから、真剣に向き合いたいんだと思う」

 

菊池さんと付き合い始めて、一緒に初詣デートしたりと1巻の頃の中くらいの目標だった地点に到達しているの、感慨深いものがありますね。

「行く人も行く場所も自分で選んだ」と素直な言葉を菊池さんが言って、お互いに照れてるの初々しくていいなぁ。

 

冬休みも開けて高校二年も終わろうという時期ですから、進路調査票の問題とかも出てくるわけですなぁ。

菊池さんが小説の入賞を初詣で願ったり、他の面々も進学を検討している中で、相変わらずのノリを保っている竹井と、色々考えてる友崎の思考が似通っていたのは笑えた。

 

そんな中で自分のやりたい事の一環として、ついに日南以外のアタファミプレイヤーとのオフ会に友崎は足を運び、ランキング1位のnanashi名義で参加し、界隈を賑わせていたのも初期からすると印象深いイベントでしたねぇ。

日南プロデュースのイメチェンが進んでいたのもあって、友崎がイケメン認定されていたのも面白い。

そこでレナという、扱いに困りそうな女性との縁までできたのは良し悪しありますが。

 

イベント参加を重ねる中でプロゲーマーの足軽さんと戦って、実力では友崎が有利ながらもプロとしての経験から、三先では負けてしまって。

それらの経験を踏まえて自分のプロゲーマーとしての道を進もうと決断したのは、友崎なりの「人生はゲーム」という解釈のたどり着く先としては、良い場所だと思います。

……ただその結果として、菊池さんとギクシャクする結果になったのは悩ましいですけどね……。