
「以前から、日々の研鑽の中で……また、綾斗先輩と出会ってからは特に強くその必要性を感じていました。技術には進歩と多様性が必要なのです」
大会が終わり、冬季休業の時期となった。
それに合わせてユリスの故郷に招待されることとなった綾斗達。
途中、シルヴィアから連絡が入ってきたところをユリス達に目撃されて鋭い目むけられたり、外国に拠点を置いている紗夜の両親の拠点を訪れたりしてますが。
同行していないのに、隙間を縫って登場してくるとかシルヴィアやるなぁ・・・って違うか。
まぁ、次回以降、本格的に登場するらしいですけど。
ユリスの国に訪れたら、国王であるユリスの兄の計らいで、凱旋パレードに巻き込まれたり。
統合企業財団の力がすさまじいなぁ、と言いますか。
落星雨によって被害を受けたところにうまく滑り込んで権力を握ったという感じがまた。
ユリスの故郷、リーゼルタニアは見事なまでの傀儡国家だそうで。
国王は、傀儡としてそこそこ有能なので重宝されているとか何とか。傀儡として有能っていうのもどうかと思いますが。
だが、大会で優勝してユリスの価値が上昇すれば、首のすげ替えもあるかもしれない。
それぐらいの力を、統合企業財団は持っている、と。
元からそうですけど、随分ときな臭い面を持っていますよね。
次の大会で、綾斗たちにクローディアのチームに入って欲しくない勢力もいるようで。
襲撃を受けたり、ユリスが因縁ある相手と接触したりしていますが。
少しずつ伏線が張られたりしている感じでしょうか。
今回の敵はそこまで凶悪って感じしませんでしたし。いや、《孤毒の魔女》はおっかない力量でしたけど、もう一人の方は、パッとしない印象でしたし。
一方で、綾斗の願いであった姉の行方。
案外あっさり発覚して、綾斗は眠り続ける姉と対面するわけですが・・・
警備隊長も言っていた通り、都合がよすぎる。
この都市も随分やばそうな空気が漂っていて、まぁ、おっかないところで。
最後の方で、怪しげな勧誘を受けたりしていましたが。
あぁいう暗躍している輩のことは、もうばっさり切り捨てて覇道を行くとか期待したいところです。
最終的には統合企業に挑めばいいんじゃないかな・・・
まぁ、クローディアの願いによって、その一つ「銀河」を敵に回すことになる可能性が高いそうですが。肝心のその願いは、なんなんですかねぇ。次回が気になります。