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「遊びって大事よ? 確かに使命は大事。でも、貴方が異世界を楽しむことも大事。いい? せいぜい遊びなさい?」

 

度々師匠に話しかけてきた謎の人物から、出発点である台座に戻って来いと言われた師匠とフラン。

懐かしのアレッサへと帰還して。知人には温かく出迎えてもらってましたが、時間の経過でフランを知らない新人なんかもチラホラ。

ギルドマスターのクリムトと言った知人も多いので、話が早いのはありがたかったですけどね。

 

ランクもBに上がったことで、魔狼の平原に入る資格を得たわけですが。

馬鹿な貴族に絡まれたり、侵略行為をしてきた敵国の関係者を発見して、その調査をフランたちが依頼される一幕もありました。

師匠の抱えている問題解決のためにフランは急ぎたがっていましたが、師匠に説得されて調査することになって。

本命は既に去っており仕込みだけが残っている状態だったのは、時間的な意味では助かったか。

 

そして魔狼の平原に踏み込んでいったわけですが……師匠がいた時よりも、魔物たちのランクが上がっていて進むのにも苦労することに。

それでもなんとか台座までたどり着いて、師匠がどういう来歴の剣なのかというのがついに明かされることに。いろいろと複合しすぎてて、いっそ笑えた。

多様な能力がある分、どうしても負荷がかかるものもあって……。今回帰還するように言われたのも、そこの修復をするためでしたしね。

思った以上に時間がかかっていましたが修復が完了し、その間にフランとウルシが修行をして能力アップを測れたのは良かったです。