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「忘れるな 我らはいつもお前の無事を祈っている お前は決して一人ではないぞ」

「ああ……! 分かってる……!」

 

雪蘭、士明相手に初撃先制を決めたカナメとシュカ。

とは言え、それで相手の警戒レベルが上がった感があるというか。

長らく戦っていた信頼関係があった未来のシュカとのコンビプレーではない、という点でうまくかみ合わない部分もあって……。

連係プレーで対処するプランAから、各々対処するプランBに切り替えることに。

 

長らく伏せられていた雪蘭たちの異能ですが……磨き抜かれた技こそが彼女たちの異能であって、ゲームに与えられたものではないという説明は納得がいくような、30巻近くまで来ての種明かしにしては物足りないような。

 

雪蘭に気絶させられることとなったカナメが、夢の世界でククリ陛下が干渉してきて、夢に呑まれかけていたカナメを引き上げてくれたのはありがたかったですねぇ。

最終的に勝利したっぽいですけど、いったいシュカはどんな手を打ったのやら。雪蘭が面白がって手を引いた説が濃厚かなぁ。


未来知識を活用してシブヤの宝探しゲームを速攻クリアしたカナメ。

グリード陣営もカナメの干渉に気付いて、エミュレーターを派遣したりしてきてましたが……それもあって、GMとの邂逅を果たすことに。

情報交換を行って対処を行ったわけですが、その穴に気付いたカナメとGMはより大きな一手を打つことにして……。

イザヤ、色々と奮闘していたのは確かみたいですけど、シロガネの真意に気付けていないし、裏コード仕込まれていたり抜けも多すぎるのはどうなんや……。

忌まわしくも頼りになるものだった「ダーウィンズゲーム」が敵の手に落ちたなかで、果たして打てる手はどれだけ残っているのやら。……別の世界線のGMから異能改めてもらったりできないかな……ククリ陛下、助けてー。