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「オレちゃんと夏葉のこと好きだよ だから安心して!」

 

距離がある間、彼氏の傍に女の影が現れて……。

西やんにも「祐希が悪い」と言われてましたが、まぁその通り。

ヒナ、ぼっち志向なのかと思ってたらキャプションで「ひとみしり」って書かれていたのちょっと笑った。

でも写真に関しては本気で、祐希とヒナの活動に惹かれてやってきた他の卒アル委員が適当な写真選んだらキリキリ指摘してるのはキャラ立ってましたねぇ。

 

ヒナから連絡先を渡されそうになったけど、彼女いるから受け取れないとラインを引いた祐希は真面目ですねぇ。

でも、夏葉を優先してヒナと距離を取ったという事実に、祐希が少し傷ついていたのも確かで。祐希は、ヒナの気持ちすべてわかるわけじゃないし、距離のある夏葉からしたらもっとわからないだろうからそういう決断をして。

それを知っているから夏葉が「そういうところ好き」と言っているの、良いですよねぇ。

 

付き合う前の時間が長くて、付き合ってから遠距離が確定してて。

そんな状況だからこそ、というか。過去の積み重ねがあってこそ恋人関係になったんだっていうエピソードがポロポロ零れてくるから好きです。

そして最後のエピソードでしっかりと未来への約束をしていたのも良かった。

書き下ろしで「マジで高鳴る15分前」として、東京へ出る夏葉の荷造り手伝ってる話とか、一夜を共にする暗転とかあったりして良かったですねぇ。幼馴染から恋人になるなかで戸惑いつつも、良い関係になったのが本当に良かった。