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「ああ みんなの言う通りだな

 考えすぎて思わぬミスをすると大変だし 気を引き締めてこの先に進もう…!」

 

9巻、ヴェル父、兄クルト、名主クラウスというヴェルの故郷の筆頭3人がいてむさくるしい表紙ですねというかなんというか。

エルから恩を売るために引き受けろと進言されたこともあり、魔法の袋の中の備蓄を活用したバザーを開催することに。

 

辺鄙なところにあるバウマイスター家の領地においては、なかなか見られない品を打ってくれるとあって、領民からは好評を博すことに。

支出する先もないから領民たちはお金をため込んでいたので、初回はなおのこと好評でしたけど。ヴェル達がお金回収しているだけの形になっているのは、まぁ良くはないんですが……。

ヴェルパーティーの面々からも、貧しさの次元が違うとか、予想以上に深刻とか評価されているのも納得。

 

速攻で脱出した故郷にやってきて、父親世代の遺恨とかも聞くことになって、面倒な仕事がさらに面倒になったりもしてましたけど。

パーティーメンバーからメンタルケアしてもらって、最悪亡命することになってもついていきますと、正妻枠であるエリーゼが直接告げていたのは強いですねぇ……。

アンデッド討伐という本来の仕事に取り掛かったら、割とサクッと解決できていたのでスペックは流石だなぁという感じですが。