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「一撃当てたら一人前だの! そんな勝手なノルマなんざ興味はねぇ!!」

「俺の望みはただ一つ…!!」

「ブチのめす(Kick your ass)!!」

 

悪人RPを全うし、バグじみた挙動すら利用してプロゲーマーを蹴散らしたノーネームことペンシルゴン。

次の相手につけたコードネームは「遠距離恋愛」。……実際、恋人との交流を優先して情報収集を怠っていたので、まったく間違ってないのが乾いた笑いを誘う。

「対策は考え済み」と言いつつ、恋人の前でヴィランプレイに準じることが出来ず、本領発揮できずに蹴散らされることになってました。

興が乗りすぎて、ケイが来るまでの時間稼ぎをするため敢えて渡すはずだった1ラウンドで勝利を拾ってるペンシルゴンもペンシルゴンなので、なんというかこう……お互いにツッコミどころが多い。

 

シルヴィアもケイがいないことについて察しをつけつつ、それはそれとして本気で蹴散らしに来るプロだから怖い。

急いで試合片付けちゃったから、とマイクパフォーマンスでゲージバーストの解説とかしてペンシルゴンも時間稼ごうとはしてましたけど。

流石に全一というか、ペンシルゴンは1ラウンドも取れずに敗北。その動きを見て、彼女の琴線を刺激することになるライバルキャラ、カースドプリズンを使用することを決意したサンラクでしたが……。

 

意識に時間稼ぎがあった影響もあってか、1ラウンド目はあっさり取られてしまって。

勝つ気0の舐めプレイをしていたことを察されて、シルヴィアからも退屈と思われてしまってましたし。その態度を受けて、吹っ切れてテンションが上がってからは良い試合できるようになってて良かったですね。

多少の遊びが入ったとはいえ、プロ相手にラウンドを取得してる当たりサンラクも見事な腕を持ってますよね……。プロゲーマーのケイが応援を頼むだけの事はある。

 

書き下ろしSSは「髪切った? って言っておけば大体何とかなる」。

永久が友人の百ちゃんの髪型に触発されて、自分も変えようかなとか言い出して。自分モデルのアバター使ってるのを活かして、ゲーム世界でファッションショーみたいなことをしてましたが、判定員が外道3人衆の2人だったらそりゃああいう反応になるだろうなぁと言いますか。納得。

というかしれっと「ユナイト・ラウンズ」でかつてペンシルゴンが行った圧政について触れられてましたが、なにしてるんだホント……。

 

エキスパンションパスSSは「STAY UP LATE HERO!」。

シルヴィアがせっかく日本にいるんだから、とシャンフロにログインした時のエピソードについて描かれてましたね。彼女のスペックの高さを感じられるSSになっていました。