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「だから今、俺達が真っ先にやらなきゃなんないのは、アイツに、アイツの弱った心に、少しでもたくさんの栄養と休息(楽しさ)を与えてやることだと思うんだ」

(略)

「俺達がアイツの拠り所になるんだ。楽しい思いでをいっぱい作って、何も気にせずガキがガキらしく振る舞えるような、そんな、“実家のような場所”になるんだよ」

 

ユピテルの契約精霊ケラウノス。

とりあえず一回叩いて大人しくさせて、さらにアルの能力で封じることでユピテルに安寧を齎すことには成功していましたが。

彼女が抱えている問題を解決するには、ケラウノスを調伏……要するに力を示して新しい契約を結ぶ必要があった。

そしてそれには、契約者であるユピテル自身の頑張りも必要になる。けれど、彼女はそれまでの経験で精神的に傷ついていて。

 

凶一郎はそんなユピテルの拠り所になろうと奔走するんですよね。

そして凶一郎の姉はもっと懐が広くて、叔母さんも巻き込んで穏当に家族になりましょうって言いだすんだから良い人ですよねぇ。

 

未来について知っている凶一郎は悲劇を回避することを目的としているわけですが。原作の愛好家出会ったのも確かなんですよね。メインストーリーの関係者を自分の挑戦に巻き込んで、何かの間違いが起きたら困ると二の足を踏んでいる部分があった。

そこで「創作の話」という嘘を用いて、姉に相談した時に……万一のリスクは全員が負っている、『運命』を言い訳にしていると指摘されたことで、彼の武器がまた増えた感じがして良かったですよね。

 

お守りと称してユピテルにデメリット付装備を渡すことで、ステータス上げつつ敵にデバフかけてるの、有効手段ではあるけどバグ活用している感があって笑えましたね。

ユピテルの問題が解決した後、エリザからの相談を受けて原作知識を基にアドバイスをして。その結果、無事に解決できていましたが……エリザたちが雇った黒騎士に「不思議な知識を持つ存在」について知られて。

WEB読んでいると、良い交渉材料にはなりそうだなぁとは感じたというか。続きが楽しみになりました。