「ス、ストレートですね……いいですよ……遊びましょう、二人で……」
「ああ……」
カクヨム版とは展開を変えて送られる2巻。
今回は表紙にもいて、1巻からの縁もある瀬里奈の掘り下げが多めでしたね。
本番こそしていないものの、下着見せるとか肌に触れるとかその前段階の行為は遠慮なく行っていたわけですけど。
今回ついに一線を越えることになって。そのことに対して割と瀬里奈の方も乗り気ではあって、清楚系と周囲に思われているお嬢様キャラが積極的なの良いですよね……。
ちなみに湊くん、葉月母が出張で長期留守にするため、寂しさに震える彼女をフォローするために、彼女の家にプチ居候みたいな事をすることになって。
葉月の方は、合鍵を預けるからその期間いつでも入ってこられるようにしよう、という妥協案を提案してくれていたわけですが。軽口のつもりで「泊まろうか」と言ったら「本当に?!」とウキウキになられたので、訂正することも出来ず。
湊からの頼み事に関して、彼の女友達たちはかなり寛容に許してくれていますけど、その分湊も彼女たちから頼まれたことには真面目に応えようとしてるの良いですね。
お互いの部屋に遊びに行っている、だけの段階ですらかなり葉月とは何回もヤっていたわけですが。湊的には「居候」な実質同棲状態だったら、性欲モンスター湊くんが止まるハズもなくて。
もうほぼ恋人だろ、というような関係なんですけど。あくまで友達、あくまで遊びという建前だからこそ、この作品の味である女友達ハーレムが築かれているわけで。まぁエロくて楽しいという本作の味はしっかり出てるので良し。
学校で瀬里奈と楽しんでいる場面を、葉月グループの女子・穂波麦に見られたことで、この遊びに参加する女子が増えたりもしていて。ハーレムが留まるところを知りませんねぇ。
今回は文化祭の出し物を巡って葉月と瀬里奈がちょっとギクシャクしたりもしてましたが、まぁ最終的には落ち着くところに落ち着いていたし、その過程でも湊が相変わらずなの笑った。