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「あたしには才能がある ちっぽけでゴミみたいな才能だけど

でも わたしはそれに仕えなきゃいけなかったんだ」

 

「わたしたちの伝説の一冊」。

漫画研究会でのいざこざの渦中にいる伊原。

そこまで親しくはなかった相手とはいえ、自分のノートを羽仁が盗っていったことに動揺して。福部は、伊原の抱えている問題に巻き込んで欲しいと言って、一緒に状況を整理していくことにして。

折木の「走れメロス」の感想文から連想が進んで行くのは面白かった。

 

伊原と福部の良い縁が描かれていたり、伊原の心境が定まっていくのだったり、某人物の才能に仕えるって表現だったりは好きな描写ですねー。

漫研の騒動そのものはギスギスした結果として、転がり落ちていく過程で伊原が巻き込まれている感が強くてなぁ……。

 

第六十二話、またしても折木の読書感想文について。

『山月記』を恣意的にくみ取って感想を書いていたの、愉快な視点で面白かったな。それを「面白いけど面白くしすぎたところがつまらん」と評してるの、良い先生だったなぁ。

そして、もう一つの折木が隠したかったものについても掘り返されたりもしていましたが。

ワチャワチャやってる古典部の仲良さそうな雰囲気、良いですよねぇ。