「ふふん。もっと褒めてもいいわ。むしろもっと褒め称えるべきね!」
「そうね。ゼフィルスは最近私たちを褒める回数が少なくなっている気がするわ。この機会にいっぱい褒めるべきよ」
「え、マジで?」
10巻の感想書こうと思って、ちょっと確認したら9巻の感想書いてなかったので慌てて書いています。
期末試験&夏季休暇直前。ダンジョンへ入れなくなるし、その後の休暇で王女であるラナのように実家に帰らないと行けないメンバーもいる。期末試験で赤点を貰うと、追試なんかなくストレートで補習になって、時間を取られることになる。
そのため、ゼフィルスはメンバーと勉強を一緒にして、夏季休暇を存分に楽しめるように奔走することに。
この世界の常識に疎いゼフィルスをしっかりとフォローしているシエラのサポート力が光りますね。
……試験に備える傍らしっかりDランク昇格試験の調整や、下部組織の設立までも進めているの、大忙しってレベルじゃなさそうですが。テンションMAXで乗り越えているのが容易に想像できるな……。
新メンバー歓迎だったり、Dランク昇格、試験終了と今回はまたいつにもまして打ち上げ回が多くて楽しんでるなぁ……という感じではありました。
番外編は、エデン加入を果たした仲良し3人娘の話と、ジョブ【コレクター】であり周回地獄に引きずり込まれることが確約されたニーコ、ゼフィルスが確保したがっていた鍛冶師であるドワーフ少女アルル視点の話がありました。常識揺さぶられている場面がそこそこあって面白かった。