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「でもお世話になった占い師さんに言われてるんです

 世界を見て回って視野を広げなさいって 私ももう少しいろいろ見て学びたいんです」

 

911話が収録された第3巻。

アイビーがオグト隊長さんたちに会いに行って「あまり私の事言いふらさないで」と言いに行ったタイミングで、既に隊長さんはもう仲間全員に流してしまった後で。

手遅れでへにゃってなってるアイビーが可愛くて良い。

彼女に懐いているアダンダラが、抱き着かれてゴロゴロ言ってるポカポカって書き文字書かれているコマとかも微笑ましくて良いんですが。

 

アイビーのテントを盗ろうとした、ゴロツキども。

実は殺人までやってたメンバーが混じっていたとかで、報奨金が金貨まで行ってたのは驚き。

隊長たちとの縁があって、声掛けしててくれたからフォローも入ったしで、ホッとしましたね。一歩間違えばアイビーも危なかったでしょうし。

ちょっと暴走気味なところはあれど、彼が保証人になってくれたおかげでアイビーも商業ギルドに口座をもてたりしたので、かなり助けられている。

 

ラトミ村のこと、アイビーが名と性別を偽っていることなんかにも気付きつつ、黙っててくれたことがどれだけありがたかったか。

星なしという秘密を打ち明けられるほどアイビーも覚悟は決まっておらず、オグト隊長たちも信用を得られなかったと零す場面もありましたが。次の村に、取り締まりが強化されているとはいえ危険な組織が活動しているという情報を知った上で、アイビーの旅を止めようとしなかったのが、地味に好きなところです。