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「俺たちがついてるよ」

 

1215話を収録。

アイビーが捨て去った故郷ラトミ村。収入源であるザロの実の収穫が上手くいかず、村長はかなりあらぶっていました。

「なぜ収穫が上手くいかない!」と文句を零して「頼りにしていた占い師がいなくなったから」と返されて暴力で返そうとするの、端的に言って終わりですよ。

農民も農具構えてただやられるだけじゃないぞ、という構えをとったりしてましたが。それでも村長派ではない村人たちは、続々と村を離れて行ってるような状況で。泥船も泥船だなぁ……という感じ。

 

一方のアイビーはソラとアダンダラと一緒に旅を続けていて。

強力な魔物であるアダンダラが同行してくれていることで、他の魔物や動物が近寄らず快適な旅を続けられていたのは安心できました。

アダンダラがアイビーにすり寄ってるコマの画とか、微笑ましくて良いですねぇ。

しかし一般的には危険とされている魔物で、アイビーがテイムしているわけでもないので、存在を公にすることが出来ず。

 

道中の森で危険な魔物が目撃され、その討伐の為の準備をしていた冒険者集団と鉢合わせたことでアダンダラとは別行動をとることに。

最初に良心的な冒険者グループ『炎の剣』と会えたのは幸運でした。良い交流できてますしね。魔物が想定よりおおくて、アイビーは足止めを喰らう形になりましたが。

滞在するならできる事をしたいと「ゴミ出し係自薦」してるコマのアイビー可愛かったです。

……ただ、ヴェリヴェラ副長が最後に伝えてくれたように、オトルワ村には人攫いの組織が存在していて。複数の冒険者グループが集まった討伐隊の中にも、その関係者が潜り込んでいた。気配を察知できるアイビーは、その不快さを感じ取って怯えてましたが。

ソラが危険人物を伝えてくれたりしたのは、一つ安心できる要素でしたね。誰が敵なのか分からない状態で、ずっと警戒を続けてるとすり減っちゃいますから。