「なんだかんだ幼馴染の応援が一番うれしいから?」
「あらやだ嬉しい」
「そしてくだらんこと思ってないでいいから私を推せ!」
エピソード1~19を収録。
昔から家族みたいな交流をしていた幼馴染の男女、みなとと恋花。
「ずっと一緒にいようね」と言っていた恋花は、今では人気急上昇中のアイドルになっていて。街中の看板広告にその顔が掲載されたり、テレビに出演したり遠い存在になってしまったわけですが。
アイドルという仕事は好きで、生き生きしてるのも確かだけど。
それはそれとして、幼馴染の少年との時間も大切で、昔のような距離感で家に遊びに行ったりしているの、良いですね。
オフの日とか寝ぐせも直さずに過ごしてるズボラな姿を見せても良い、くらには近いみたいですけど。
これでどうして付き合ってないんですか。一応これまでの近い距離感が心地よいから、踏み込んで壊れてしまうのが怖いという2人の臆病さの表れみたいですけど。
休みの日とかも結構一緒に出掛けてるみたいですしね。ほのぼのして良いけど、恋花さん、近くに広告あるんだからちょっと変装とかしても良いのでは……? と思わなくはない。
別の話でマスクしててもバレてたから、どっち選んでも一緒か。
恋花ちゃんはみなと君にずっと目線向いてるっぽいですけど、彼女の存在が大きく遠くなるごとにみなとくんは「吊りあわないから諦めないと」って思いが沸きあがって来るみたいで。うるせー、告白して幸せになれ! って気持ちになった。