ico_grade6_3h

「それに、いまあの子を見捨てたら私は「カッコ悪い」大人だ」

「それは私の主義に反する!!」

 

LEVEL.120LEVEL.140」を収録。

先んじて6巻でガッシュカフェに登場してましたが、レイラが本編中で敵として登場。

……まぁ、最初からやる気がなかったというか。

ガッシュたちが心の力を使い果たしているのに気付いて、逃げ道を作るように術を使ったり。一緒に出て来た魔物に向けて攻撃しようとしたり、手助けしてくれたわけですけど。

 

ウマゴンが清麿にだけ懐かない。ギャグのように描かれていたあのエピソードも、「ウマゴンは優しくて戦いが嫌いで……だから、大好きなガッシュを先頭に連れていくパートナーの清麿には懐かなかった」と、見抜いていたのは流石の眼力ですねぇ清麿。

そうやって一度は戦場から逃がされたウマゴンが、自身の本の持ち主サンビームさんを連れてきてくれたのは熱かった。

 

ガッシュの本を託されて街に先に逃げたティオ達。しかし、そこに千年前の魔物がやってきて……ピンチなところに、ウォンレイ達を連れてナゾナゾ博士が駆けつけてくれたのも良かったですねぇ。

……かなり良いシーンなのに、ナゾナゾ博士がビッグボイン連れてきて、シリアスぶち壊しのギャグをぶっ放して、空気が凍った瞬間に攻撃術ぶち込んでるの笑っちゃうんだよな……。憎悪に囚われているらしい千年前の魔物すら固まってるの、逆に凄いよ。

 

敵の首魁ゾフィスと因縁のあるブラゴ達にもナゾナゾ博士は接触して……本拠地の情報を伝えた分の対価として、ゾフィスの名前とかを教えてもらった模様。

そしてチーム内でブラゴと戦ったという話を共有したところ、「なんで無事なの!?」と驚かれることに。ウォンレイすら冷や汗かいてるの珍しい、というか。優勝候補と言われるだけの事はある。

 

清麿たちが先行して突入したことで得られた情報をもとに、一丸となって突撃する作戦を選んだわけですが……ゾフィスの攻撃で分断されてしまうことに。

ちゃんと非常時はペア以上になれるように打ち合わせしてたのも偉かったですが……、まぁゾフィスはゾフィスで当然分断した先に配下を配置するよなぁ、というお互いにちゃんと最善手を取ろうとしているのが好きです。

分断されて各々がどこに行くかは運でしたが……清麿が辿り着いた先に居たのが、清麿が怪しい儀式をやりまくった石板に封じられた魔物パムーンだったのは、引きが強すぎて笑うしかない。

 

ティオがウォンレイの戦いぶりに感動して「弟子にして」と言っていたのを見ると……ガッシュ2の彼女の姿に強い納得が生じるというか。そういえばあったな、こんな一幕。

巻末のガッシュカフェ、パティと……まさかのベルギムE.O。ビョンコですらないの笑うな。ベルギムE.O、あのデカさで7歳なのか……いやまぁ、魔界の王を決める戦いに参加してる子供なわけで、若ければそれくらいのもいるか……。