「お前は強い、そして…
オレが弱かった。許せ…」
「LEVEL.141~LEVEL.160」を収録。
パムーンの最大術に対してバオウ・ザケルガをぶつけたものの「その程度か」と打ち破られてしまい……まだ威力の残った攻撃術にガッシュは、強化術無しに立ち向かい……どれだけボロボロでも立ったまま、こらえきったんですよね。
魔本を介して術を使う際にパートナーの「心の力」が必要なですが、魔物側にも意思を貫き通す心が必要なんだよなぁと感じたシーンでした。
ガッシュの目指す「やさしい王様」という目標は、とても困難な道で……これまでなんども敗れて本を燃やされる危険性があったわけですが、それでも折れずに貫いてきたガッシュの生き様がパムーンの優しさを取り戻したの、とても良かったですね。
……まぁ、そうやって彼の意志が変わった後、即座に裏切り者粛清しにゾフィスが来たんですが。いや、効果的ですけども。
ブラゴに連れられてシェリーも鍛えられていて……魔物の群れの中にでも飛び込んでいくの、お見事というか。
清麿たちがペア以上で、1~3組の千年前の魔物を打倒してきていたところに、あの活躍ぶりよ。一騎当千とはまさにこのこと。あれだけやりつつも、操られているパートナーは守って見せたのも凄まじい。
人の心を操るゾフィス、裏切ったレイラに呪縛を掛けて清麿たちを足止めする役にしてる当たり悪辣ですねぇ。
その上で暗示に打ち勝ってほしいと清麿が本を持たず彼女の前に立つの、実に良い。フォルゴレも「清麿は正しいことをしてる」と認めれくれる格好いい中学生なんですよね……。
ヤバくなったら助けに入るって言う時のフォルゴレ、大分覚悟決まった顔してましたが。
なんとかレイラも呪縛を超えて、心が浮き立ったところをデモルトとか言う巨大な体格で強力な術の使い手が月の石を守っていて。
パティやビョンコが心変わりしてくれてなおギリギリの戦いでしたが、乗り切ったくれたのは良かったですね。
ガッシュカフェ、ビョンコのお相手がパムーンですらなくて術のペンダラム・ファルガになってるの、笑うしかないが。