「ガッシュ、清麿、みんな、君達はやっと見つけた最後の希望だ!!!」
「ザルチム達リオウ側の魔物には決して私はしない!!!」
「LEVEL201~LEVEL220」を収録。
ファウードが魔界から人間界に来たのであれば、逆に魔界に送り返すこともできるのではないか。
その手掛かりを、呪いを掛けられた人々のタイムリミットである2日の間に見つけてみせる、とガッシュが決意し彼らはファウードの体内に入り込んだわけです。
色々と情報を持ってきてくれたリーヤとアリシエもまた呪いを受けた人物であり……呪いに耐えながらも、ガッシュたちに手を貸してくれてるの良いですね。
とんでもない状況でも、清麿がその頭脳を駆使して状況を打破していくの良いですねぇ。
ファウードを魔界に帰す装置。以前ガッシュを見定めに来たガッシュや、ウマゴンたちと戦った事のあるカルディオのコンビが乗り込んでいたのは驚きでしたが。
封印を解かず、パートナーの命を対価にファウードを返そうとしていた彼らに、清麿が説教をかまして「無人のファウードが送ってこられたなら、タイマー機能かリモート機能があるはずだ」と希望を示して。
短時間で魔界の文字を習得した上で、隠された機能を見つけ出すとか、なんでこの短時間で言語学習とハッキングを成し遂げてるんですかねぇ……天才過ぎる。
しかも被害を増やさないために攻撃を人里に向けさせない制限かけたり、時間を稼ぐために転移機能を使ったりして、至れり尽くせりすぎる。
ファウードは確かにデカいが、それよりデカいものが存在するぜ! という回答はかなり美しかったと思います。……あの巨体で泳げる、という事実によって無に帰してしまったわけですが。
その後のリオウ戦で清麿が使った、ザグルゼムを等距離に配置することでバオウ・ザケルガを分裂させる攻撃とかも巧みで好きなんですが。清麿が奮闘しても勝てなかったリオウを、赤子をあしらうように蹴散らすゼオンがここで介入してきたのが悪夢すぎるんだよなぁ……。
巻末ガッシュカフェがロップス、リーヤ、ウマゴン。
リーヤは結構流暢に言葉を話してますが、残り2人はまだ幼く話が出来ないのでいつもと違う鳴き声的な会話してるのが新鮮ではありました。
ロップスの名前、五十音表で示してもらったというアポロは賢い。そしてついにウマゴンの名前がシュナイダーだと伝わるかと思いきや……サンビームにウマゴンと呼ばれるととてもうれしいとそのままの選択をしたの、ウマゴンかわいいかよ……。