「私達はコンビだ。互いの良いところを活かし、息を合わせていこう。
それが奴らと私達との大きな違いだ。もっとそばにいる仲間の力を信じてくれ。」
「LEVEL.221~LEVEL.241」を収録。
魔界へ送り返す装置を破壊しようと言い出したゼオン。
それに対抗して装置を守るためにアースとカルディオは別行動をとることになって。さらに、途中で清麿たちの道を阻んだウンコティンティンが独立して動き始めて……ファウード自身もヤバいのに、その内部に居る奴らも戦闘力高いのバグだろ……。
いやまぁ、だからこそ封印されてたんでしょうけど。
他のメンバーを逃がすために残ったウォンレイ。
その戦いに助力するべくリィエンが壁に隔てられても、力を貸してくれたの良かったですね……。
見えずとも心で繋がってその姿を確かに見て、一緒に戦っているの、ウォンレイとの別れになる戦いなので寂しくもありますが……でも、熱い良い戦いでもありましたね。
ゼオンに与した魔物以外にも、ファウードの白血球的な体内魔物との戦いもあるのが厳しい。清麿を付けてる回復液とかもあるのがせめてもの救いですが。
ゼオン側の魔物も「ゴデュファ」でパワーアップしてるので厳しい戦いが続きますが……それでも、折れずに抗っているのがとても良い。
チェリッシュとの戦いの際にテッドが駆けつけてくれたり、バリーをライバル視しているキースの前にまさにそのバリーが来てくれたり。
ナゾナゾ博士がキッドが居なくなってからも、的確なサポートしてくれるのがにくいですねぇ。
ガッシュにこだわっていたバリーが、さらに強くなっていくことで「お前にこだわっていた自分が小せえことに気付いた」と今回は味方として駆けつけてくれたの、良かったですねぇ。
王にはなれなかったが「王をも殴れる男になった」というバリーの成長ぶり、本当に好きなんですよ。キースを圧倒できる今のバリーが、ゼオンと戦ったらどうなったんでしょうね。そのマッチアップが見れなかったのは、ちょっと残念ですが。
巻末のガッシュカフェはそのバリーと、彼が打ち破った竜族の神童エルザドル。描写が少ないエルザドルでしたが、なかなか愉快なキャラしてたんですねぇ……。
強すぎるがゆえに親からも恐れられて、だからこそ同年代の神童