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「だったら、俺に悪いとか思わないでほしいかな。それで、これからも俺の部屋でゲームしてる時くらいは……しんどいことを一度隅に置いといて、その場で楽しいものを優先したっていいんじゃない?」
(略)
「ううん、私もそう言ってもらえてすごく安心できた……。影山くんってほんとに……その……優しいよね……」
朝日光は、学内一番の人気を誇る美少女。
名は体を表すという言葉の通り、明るく可愛い陽キャであって……テニス界期待の選手であり、モデルとしての顔もあるとかなんとか。
一方で主人公の影山黎也くんは、ゲーマーなオタクであまりクラスで交友の少ないタイプのキャラであった。
交わりそうになかった2人でしたが……実は朝日さんも兄の影響でゲームが好きで。彼女の方から、ゲーマーな影山君に話しかけてきて交流が始まることに。
ゲーマーな側面のある彼女が、なんで影山君の部屋に入り浸ることになったかと言えば。
彼女はゲーム好きな兄に相乗りしていたというか、兄の持ってるゲーム機を借りて楽しんでいたところ、兄が一人暮らしを始めることになってそれらを全部持って行ってしまったためだとかで。
その兄が影山くんのゲームフレンドだったのは、ちょっと笑ったというか。世間って狭いなぁ……と思うなどしましたが。
同じ趣味を持っていて、実際にプレイさせてみればのめり込んでいくゲーマー気質を持っている彼女との時間は影山君的にも楽しいものではありましたが。
……それまで接点のなかった美少女との時間は、意識せざるを得ない時間でもあって。コミュ力の差から影山君の方がギクシャクする場面もまぁまぁありましたけど、なんだかんだ良い子なんですよねぇ。
朝日さんの方は、少し前に怪我をしたことでテニス関連で上手くいかないことが増えていて。
ゲームが趣味というのも嘘ではないけれど、影山君に最初に声を掛けたのは気落ちしている時期の気まぐれという側面もあって。ただ、誰でも良かったわけじゃなくて、一応影山君の存在とか、彼が昔文化祭で頑張っていた姿とかを見ていたのとか彼の趣味を知っていたからだったわけですけど。
不器用ながらもパーフェクトコミュニケーション成立させて、朝日さんの想いがハッキリしてしまったので、この後さらに面白くなりそうですね。グイグイ来る光属性少女は好きですか。頑張れ影山くん。