2024冬コミ新刊。Hiten先生のイラストブック。
透明感のある雰囲気とか、色使いがやっぱり好きなんですよねー。
表紙イラストにもなっている「梅が香」が良かったです。解説でも「淡い雰囲気に仕上げました」と書かれていましたが、うん、確かに淡いってこういう感じかなぁ……と肯いてます。
ピンクの花と、着物の寒色系の色味が良い味出してて好き。
その次に載っているのが「晩秋」で紅葉の背景と、お堂の床?的なところに座っている着物姿の少女の画。紅葉の色で全体的には明るいのに、ちょっと下向いていたり、座っている向きとかで少女には影が結構かかっているのがメリハリ効いてて好き。
次が見開きで「雪景色」となって、季節が進んで行ってるのも楽しい。どの季節も、温度を感じそうな雰囲気がある。
冬の後に「金魚水槽」が来て、これは特に季節明示されてませんが、なんとなく金魚すくいとかで夏祭りイメージがあるんですよねぇ。春秋冬と来てるのもあって夏の味を勝手に感じてる。
その後、「和洋浪漫」で大正ロマン的な衣装をイメージしつつアレンジは言った服を来た2人の少女のイラスト。緑の子の服のデザインが好きです。ピンクの子の降格が少し上がってる感じなのも好き。
「春の訪れ」は「梅に鶯」からの発送で巫女服姿の女性の指に鶯止まって一瞬を切り取っている感じが良い。
「更なる情熱」は、色気のある絵と解説に書かれている通り、恋人同士の距離間を感じて好きです。
最後に掲載されていたのがあみあみ様のマスコットキャラクターの「あみこ」の描き下ろしイラスト「願い」。七夕モチーフなのが良くわかる涼し気な絵でしたね。