「ようこそ、ネオエゾシマへ。」
かえる3号さん製作のマーダーミステリー「ブルークロスの純愛」、マーダーミステリー×TRPG「レッドストランドの崩壊」。
別々の遊戯ではありますが、同じ世界を舞台にしたサイバーパンク要素のある作品ですね。「ブルークロスの純愛」の方は何回かGMやったりしてる好きな作品です。「レッドストランドの崩壊」も動画見たし、シナリオ買わせてもらってはいるんですがまだGMは出来てないので、いつかはやりたいですねぇ……。
設定資料集なので、各キャラのイラストだったり初稿のラフバージョンとか色々見られるのは楽しいですね。
イラストのオ田先生からのコメントもあって「あざといかわいさを大事にした」とか、頷ける部分が多くて良かった。ブルークロスのキャラだと、女ホークアイとか女ワビサビとかのデザインが好きです。マエストロは逆にごつい男バージョンの方が好きだし、スネークも男のマント?的なので姿隠してる男バージョンの方が好み。
シナリオの背景設定だとか、「このキャラはこういう方向性でつくりました」と言った製作者のひと言コメントがあったり、各カードの解説がゲームの盤面にある説明じゃなくて
設定に寄ったフレーバーテキストになっていたのも、個人的には熱かった。こういう感じの情報開示、大好きなんですよねー。
とあるカードの解説が「作中屈指の迷情報」と書かれているのは笑ったし。
P27のホークアイのロジックチェイン「ブラックボックス」の内容が、P25の実験室の「部屋の構造」と同じになってるからここは誤植かな……。
製作背景についても簡単に描かれていましたが、好評を貰ってるらしい盤面デザインや演出面もギリギリまで調整していたとかで、苦労の一端が伺えましたね……。
かえる3号さんと昔から遊んでる方々の対談では、こだわりが凄いのは長所だけどやりすぎと感じる部分もあり、短所でもあると指摘してくれてたのは良い関係だなぁと思うなどしました。
レッドストランドの崩壊ではmuraryoさんのイラストコメントがあって、女ギークがお姉さんらしさを出してるとか、ルーキーが男女で違うイメージで作ってるところとか、そういう部分が分かるの良かったですね。女ルーキー、初期稿のデザイン好きだなぁ。
レッドストランドのカード解説(フレーバーテキスト)、「怪文書が目立つ」とか書かれていたりするのが笑いを誘う。
そして設定資料集として世界観解説といいますか、2作品の繋がりについて語っている章があったのも嬉しかったですねぇ。設定大好き。