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「人生は一瞬だ。ボクは《怠惰》を護るために、自由に生きる。リンシャン、お前も好きにすればいい」

 

リューク、剣帝杯で決勝に進出しないために降参を選択した者の……その実力を認める者も当然現れて。それが面白くない実家のデスクストス公爵家の父や兄の派閥の人間が、リュークに与しようとした派閥の人間を暗殺したりとかしてる模様。

その上でリュークの頭を押さえつけようと工作しているみたいですけど……リュークに手を出すとそれ以上の力で殴り返されるから、馬鹿だなぁ……としか。

 

リュークの兄の婚約披露パーティーで計画が実行されることになって。

怠惰なリュークは面倒がってましたが、婚約者であるカリンがカリビアン家の一員としてリュークに参加してほしいと言って。身内を大事にしているから、カリンに恥をかかせないために参加を決めて。

大罪魔法《嫉妬》を振るうテスタ兄、自信の妬心に殺されそうだなぁ……という印象を受けました。

 

マイド大商店の娘アカリが、自身の夢の為と言う建前と秘めた恋心という本音を両方ぶちまけたことで、リュークは彼女を受け入れることにして。

その後、第一王女エリーナからも同じような提案を持ってこられましたが……アピールの仕方も悪く、こちらは受け入れられなかったわけです。

エリーナは、かつてリュークがダンを決闘で打ち破った時、魔術で助けられるよう備えも怠っていなかったのを見抜いていたり……王家の力が損なわれている中で出来る事を探そうとはしていたり、足掻いている子ではあるみたいですけど。専属メイドに「美しいのに、どこか残念なところがある(けどそれがいいところ)」みたいに思われてるのも無理はないというか。まだまだ軸が定まってない迷子なんだよなぁ。揺るがない足場を見つけた時は、強そうですけど。

 

メイド隊が結成されたり、色々とリュークの周囲が整えられるようになってきたある日、彼が受け入れる事を決めたアカリが何者かに攫われる事態が発生して。

リュークと言う存在によって、ゲーム本編では発生しなかったイベントが起きているのは、自分と言う存在によってあちこちに歪みが得た影響であることや、身内に手を出されたこともあって、リュークは徹底的に敵を叩くことに。

それが公爵家本家と繋がりのある家であろうと、容赦なく潰していったのはお見事。

二年に進級して、リュークと言う歪みに与えられた影響はかなりあちこちに及んでいそうでしたけど。今後どうなりますかね。