「久々に全力で生きている子を見たんだ。応援したくなるのは当たり前だろう?」
魔法陣を巡る騒動に巻き込まれ、解決に協力したアイビーたち。
規模が大きいこともあり調査隊が派遣されてくることになったものの、隠したいことの多いアイビーたちは先んじで脱出することになったわけです。
アイビーとテイムした仲間たちに助けられた、というのを抜きにしても彼女が懸命に生きているのを見ていたオグト隊長や、ラットルア達が「ふぁっくす」を送ってもらって喜んでいるあたり、今も交流が続いて助けてもらえるのは彼女の人柄ですよねぇ……。
さてそんなアイビーですが。洞窟に踏み込んだ際に、木の魔物と遊ぶソラ達を目撃……したかと思えば、木の魔物の子供とかいう今まで知られていなかった存在を託されることに。
木の魔物にかつて襲われたことのあるアイビーでしたけど、ソルたちと遊んでくれた木の魔物は根を使った感情表現が豊かだし、トロンと名付けられた子供の木の魔物は小さいして、アイビーが「なんだか可愛く見えて来た」と受け入れることに。
実際トロンも小さい身体で喜びを表現して踊ったり、実に微笑ましいんですけども。
その後捨て場に行った時、ビンの中に入って遊んでたけど1人じゃ出られなくなってる場面についてた挿絵見ると可愛いって言うのも分かりますけど。
その直後に麻薬の原料になる植物カリョの花畑を見つけたりして、相変わらずトラブルに事欠かない旅おくってますねぇ……。
仲間入りしたトロンがカリョから栄養吸って枯らしてくれたおかげで、処理が楽になったりしたのは良かったですけど。
次に訪れたハタル村でも、教会関連の問題が起きていましたからね……。
複数の魔物を掛け合わせて作ったと思しき新種の魔物が襲撃してくるようになっていたり。村の女性陣から「屑」と評される行いを過去に行っていたみたいですし、今もなお体質が変わってないっぽいし。
王都から調査員が派遣されてはいるみたいですけど、それにしたってどこでも教会は屑だなぁ……。ドルイドと同じ師匠の下で研鑽した友人が、変わらず屑に対抗しようとしてたり、ドルイドたちに助言をくれたのはありがたかった。
……問題から逃げたと思った先で、教会に奴隷印を刻まれたと思しき女性を保護することになったりしてて、本当にトラブルに事欠きませんねぇ……。
アイビーたちがいたから助けられた人が多いのも間違いありませんけど、彼女達の安寧は遠い……。いやまぁ、アイビーいまはソルたちと言った仲間や頼もしいお父さんだったりいるし、楽しそうに過ごしてますけど。対処できるとは言え、問題がないに越したことはないですからね……。