ico_grade6_4

『今やらないと、誰かに先を越されてしまうかも。それに今の私達に出来るから、このクエストが発行されたはずです。バビロン様から期待されているんです! トップギルド、なんですよね。今こそ、先頭を走る時だと、私は思います!!』

 

リンネが封じられた教会ダンジョンで、天使にキレてボスを滅多打ちにしたことで攻略に成功したわけですが。

……初回発見した裏ダンジョンの攻略を、通常パターンすっ飛ばして『Dエンド』でクリアしているあたり、相変わらず変わったルートを発見しまくってますねぇ。

そして報酬でバビロン様を降臨させる『魔神降臨の書』を発見し、即座に使用。

過去を再現したダンジョンと言う特殊な空間だからこそ、バビロン様から魔界勢力が人間界へ進出するための足場づくりをしてほしい、とクエストを出されることになって。

 

時を同じくして、ローレイのメルティス教会で、NPC黒幕たちがグレーターリザレクションで、決して目覚めさせてはならないと言われた魔物3体を目覚めさせようと画策していたわけですから、タイミングは良かったのか。

リンネが介入したことで、復活した上で敵に回ると厄介な3体のうち2体はこちらで確保することが出来てましたし。

一番復活してほしくなった奴だけ先に蘇生されて、敵対陣営に連れて行かれてしまったのだけは厄介ですが……まぁ最悪ではない。

 

リンネとその影響で特殊ルート辿ってるギルド『華胥の夢』の面々が特殊なだけで、一般的なプレイヤーからするとメルティス教会は味方陣営なわけで。

リンネから話を持ち掛けられて協力してくれた『華胥の夢』がメルティス教会の結界攻略の為に乗り込んだときには、他のプレイヤーからの妨害が発生したりもして。

……まぁ、個々のスペックは華胥の夢と比べてお察しで、そんなに苦戦してる感じもしなかったですが。なんなら新人支援とかもしてた華胥の夢に味方してくれる野良プレイヤーとかも居ましたけど。

 

クエストは無事に成功し、魔神殿が現世に登場。ローレイは貿易都市から魔界都市に生まれ変わってましたが。元々の住人NPCたちもバビロン信仰者だったけど、魔界勢力が弱っている状況だったため信仰を隠しており、変化を喜んでいたのは良かった。

プレイヤー達からも、魔界勢力になれば魔神殿でいろいろなサポート受けられるありがたい変化ではあったみたいですけどね。

これまで華胥の夢が実質独占状態にあった、魔界勢力へのクラスチェンジも発見されてその中にビーストテイマーがあったことで、大盛り上がりだとかなんとか。楽しそうで何より。まぁ、リンネはペルセウスっていう伝手で早々に華胥の夢という頼れるギルドに所属出来てましたが。

後追いビーストテイマーたちが、使役獣収納機能とかないからログアウト中のお世話問題どうするよ!? とパニックになってたのちょっと笑った。すぐにビーストテイマーの互助ギルド作る話になってたのは偉い。

 

さて一般プレイヤーが魔神殿って言う新情報でおぼれている隙に、リンネ達はオーレリアの故郷であるステラヴェルチェの状況を探ることに。

ステラヴェルチェに君臨しているカシュパに、墓の王陣営が手を貸していてそこがローレイの神殿に眠っていた一番厄介なグランディスを復活させて取り込んでいるって言う情報まで分かったのはラッキーか。かなり危険な敵とうっかりエンカウントする可能性があるあたり、相変わらず怖いゲームだなぁーとも思いますが。自由度の高さの裏返しだからな……。

墓の王陣営のこととか、リンネがメルメイヤを従者にするのがこのタイミングになっていたりとか、書籍化の加筆で読み応え変わってて楽しかったです。