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「――――ごめん、遅くなった」

 

暗躍を続ける魔王教、という書き出しから始めようとしたんですが。

普通に聖遺物盗んだり、今回なんか都市一つを滅ぼして見せたり、結構派手に動いてもいるんですよね。尻尾を見せず、隠れて備え続けているという意味では暗躍してるというのも嘘ではありませんけど。

人々が信奉している主神エルフェンにかなり思う所がありそうなところとか。魔王教の中でも司教と、銀髪の少女とで指針が違ったりするみたいだったり。かなーり気になる要素多いんですけど、その真意が明かされるのはいつになるのやら。

 

主人公のレン、時折ゲーム時代の「リシアとクロノアを殺して逃走した悪役ルート」の記憶を垣間見ることがあるんですけど。

そこで銀髪の少女と対面した時、アシュトンの血筋に思う所がありそうだったりしましたし。そもそも「アシュトン」に関していえば、剣王も気にかけている部分がありそうだったりして、レンの秘密も明かされて行ってくれると嬉しいんですけどね。

鞄の旅人であるラグナが、蝕み姫と関係していた可能性のあるセシル・アシュトンの名前を見つけたりして、手がかりはあるけれど核心には至らずみたいな状況が続いてますからねぇ。

 

さて、剛剣の剣聖に至ったレンですが。勲章を授与されて行ける場所が増えたりもしつつ、彼自身は今までと変わらぬ態度で学院に通っていて。

久しぶりにあったラディウスからも、変わらないなと評されていましたし。そのあたりのブレなさは彼らしくて良いですよね。

剣聖が使う『権能ノ剣』。効力が使用者によって変わるといい、リシアやフィオナに通じる白銀と漆黒の2色の波動を発する特異性を見せていましたけど。

自分達の色をレンが発していることに、思う所ありまくりな恋する2人が可愛くて良かった。どちらか1人のだけだったら、もっとモヤモヤしただろうし2人分あるのはまだマシという判断みたいですけど……さてこのぬるま湯から踏み出す日はくるのやら。

 

レンも三部作のゲームの2部までしかプレイしてないから、ゲーム知識活用しつつも知らないことが多いし。ねじ伏せるというには、この世界レン以上の実力者が多すぎる。

ストーリー好きだけど、ツッコミどころのあるタイトルだなぁ、とは前々から思ってはいたんですが。剣聖にまで至ったレンは、まだまだ成長の余地がありつつ、魔王教の思惑を外し「ねじ伏せる」強さを見せてつけてくれて実に格好良かったですね。