![]()
「そういう時代が来る事を考えているのかな 千早群像は……」
162~166話を収録。
相変わらずあっちこっちで状況が動いていくので亀の歩み。
日本に協力するメンタルモデルたち。霧のスペックは相当なものですが……それを受け取る日本の生産力は、一度壊滅的な状況に陥ったために厳しいものがあって。
求めるラインに到達するには4~5年はかかるだろう、という話。
昨今の情勢を思うと4~5年はあまりにも遠い、というか。状況が二転三転はしそう。
資源が得られることになったのは日本で暮らす人々からすればありがたいことですけどね……。
千早群像たちが囮となり、本命の白鯨のメンバーはアメリカに到着できたわけですが。
霧から提供された技術を使っている日本は、霧と通じているのではないかと疑う勢力が出始めている、と。
それを忠告してくれる、良心的な軍人もいたのは救いですが……。
トップである大統領が一度死んだ後に蘇った、ヴァーディクトによって復活した転生体で。その転生者の集まりが「騎士団」と呼ばれているらしいですが。
転移で自由に動き回れるとかいう権能まで持っているとかで、人類と霧の対立と謎めいた存在であるヴァーディクトの動きだけでも大変なのに、各々目的のある「騎士団」が試しに来るとか、厄介すぎるな……。