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そしてこの日から
私の恋をちゃんとはじめようって
そう決めたんだ
14~26話を収録。
月詩は高校に入って「フラれる夢」を見たことでようやく恋を自覚したわけですけど。
陽花の方は、昔からその想いが恋だという自覚があった模様。ただ、「親友で幼馴染でしかない」という諦観も同時に抱いていて。
彼女もまた告白の絡む夢をずっと見ていたようですが……自分の願望を反映したように月詩から告白してくれるけど、嬉しいのに、なぜか言葉が出てこないまま夢から醒めるという、こっちはこっちで悪夢に近い夢を見ている模様。それも、「昔からよく見る夢」らしいので、根が深そう……。
1巻だと月詩目線が多かったですけど、2巻は陽花目線も増えて来たというか。
月詩に「『好き』って言って…」と言われている場面の彼女の内心が分かったのは良かった。
本当に月詩が「フラれる夢」を見たことで、これまでと違う挙動を見せるようになって。
そこから陽花の方も、ちょっと前に進もうと思えたみたいで、何が幸いするかわかりませんなー。
陽花、母親からも「口を開けば月詩のことしか話さない娘」と思われているの笑っちゃったし、「振り向かせたい相手ってそのまま月詩ちゃんなんじゃ?!」と速攻でバレてるのも笑えた。でも、気付いた上で応援してくれるお母さんで良かったね……。
月詩と陽花の関係、正直周囲から見ると矢印向き合ってるのバレバレで……。
相談したクラスメイトも百合カップルだってことが発覚したりして、まぁ、受け入れられる土壌があるのは良いことですよ。もっとイチャイチャして。