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「いいえとんでもないことなんてありませんよ」
「これはあなたのため ひいてはこの村のため」
「お話を聞いていただけますか?」
19~24話を収録。
セロからゲームが現実になった「はじまりの日」の事を聞くミラ。
2116年9月14日。ミラはそこから実に30年後になってからやってきたわけですが。セロはわずか10日後にやってきたそうで。
まだまだ「現実になった」という知見が集まっていない状況。
なにが起きたのかもわからない中で、助けを求める声に駆けつけて戦うセロは格好良い。……変に知見が集まってなくて、怪我すれば本当に痛いし、死んだときのリスクとかも把握していない状態だったからこそ、迷わず駆けつけられたという説もありますが。
混乱していたからすぐには気付けなかったけど、有名プレイヤーを頼る方法もあるじゃないか! という気付きを得てもすぐに村を離れるのではなく、有意義な知識を与えて行こうとするあたりは善良ですよねセロ。
NPCと会話が成立しているから、教えれば学習できるのではないかというちょっとした実験の要素もあったみたいですけど。
「奇妙な始まりだったけど充実感もあった」と楽しさを感じているのは、才能でしょう。実際、今でもギルドのトップとして立派に活動してるわけですからねぇ。
ミラの九賢者探しの旅、まだまだ途中ではありますが。ソウルハウルに狙いを絞っている途中でも、なんか手がかりになりそうな式神見つけたりしてるし、なんだかんだ引きが良いですよねミラ。