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「できなかったことを恥じるんじゃなく これからできることをみていこう」

 

アルカイトにある学園で行わる魔術審査。

召喚術の評価が低迷しすぎて教師はヒナタ一人だし、正しく術を評価できる人も減ってしまっている。そんな状況でヒナタは、術技審査会に外部協力者としてミラを招くことにして。

対外的には賢者の弟子。実際は賢者本人とか言う頂点が、学生の研究発表の場に出てくるの場を荒らす結果になりかねないものですが……。

 

必要以上に召喚術科を陥れようとする馬鹿が難癖付けてきたりもしたので、その実力の一端でも見せつけるのは大切ではあったか。

ここ十数年争いもなく、ちょっと危機感の薄い術士が増えてしまったと言いますし。学園長はミラの実力を認めた上で、ちゃんと面倒事に巻き込んだけど協力してほしいと言える人だったし。

上層部はエルフとか長く生きてる人が居たりして、まともな人が多いのが良し。

 

ミラ、姿かたちが様変わりしてしまったために「ダンブルフの弟子」と言う建前で行動してるわけですが。

自分が不在の間に留守を守り続けてくれたマリアナに、嘘をつき続けることに良心の呵責があって……本当の事を打ち明けることにして。妖精であるマリアナの加護の更新という、本人証明が出来て良かったですねぇ。