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「私だってイツキくんを守りたいんだよ! イツキくんに守られるだけなんて、そんなの……友達じゃないよ」
(略)
「だから、教えて。――今の私に出来ることを」
魔法が使えなくなってしまった幼なじみのアヤ。
その問題解消を図る目的もあって、イツキはアヤと一緒に夏合宿に参加。
回復にも使える技術「共鳴」の専門家が来るということで、イツキにとっても得るものがあったのは良かった。
治癒魔法は医療的な知識が必要だけど、それが無くても扱えるのはありがたいですね。
……とはいえ、「共鳴」が使えても直接的に魔を祓えるわけではないから、便利だけど低く見られがちっていうのは、分かるけど世知辛いなぁ……と思いました。
そして合宿の地で、アヤが魔法を使えなくなったのは魔の影響があるというのが明らかになって。
生成りなのか、特殊な術具の影響なのかはわからないけれど、対処が必要だということで本格的に動き始めて。
アヤの力を封じていたのは第六階位の魔・氷雪公女であることをイツキは知りましたが……。
氷雪公女の行いはアヤを守ろうとする意図があり、真の黒幕は別にいる事も明らかになって。
幼馴染に守られてばかりだったアヤが、そのままじゃいやだとイツキを助けたいという気持ちを伝える場面があったのは良かったですね。
イツキ、抱え込みすぎるきらいがあるので、そこをちゃんと指摘してくれたのが良い。口絵にもなってますが、イツキがアヤの力を借りるシーンは熱かった。