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「このシャングリラ号で世界を見て回りたいんです。いろんな国へ行って、世界がどうなっているかを見たいなって。それが祖父の遺言でもあります」

 

パル村という、100人程度が暮らすのどかな村で、祖父と2人で生活していた少年レニー。

彼の祖父コウスケは伝説の名工とも言われる鍛冶師だったが……実は、異世界からやってきた人間で。

「勇者」の固有ジョブを与えられていたというコウスケは、村が魔族に襲われた際に孫と村人を守るために戦い死亡。最後の戦いに臨む前に、レニーにステータスを見る方法を教え……レニーに「世界を見てこい」と言い残して。

 

そしてレニーは祖父の葬儀などが終わった後、祖父の遺言を守って村の外に踏み出す決意をして。

ステータスを確かめた見たところ、レニーは船を召喚するスキルを持った固有ジョブ「船長」を持っていた。走行距離などに応じて、どんどん召喚できる船は豪華になっていくことも判明して……。

 

最初は手漕ぎボートだったけど、成長して魔導エンジンが搭載されたタイプになったり。カラー口絵にも出てますけど、クルーザー規模の船まで召喚できるようにサクサク成長していってるのでテンポよいですね。

一般的なボートよりも凄い速度が出るので、重要な情報を抱えた騎士を運ぶのに重宝されたり。速度と積載量がある船を自在に呼べることで、商売にも使えるって言う発想は当然出てきたりして。

 

成人が16歳の世界でレニー君はまだ子供とされる13歳ながら、祖父の遺志を受けて外の世界に出ていて……。レニー君の持つ能力が高いのと、擦れてない純粋さがあって、出会うお姉さま方にとても良く気に入られて可愛がられてるんですよねぇ。

悪用することだって来そうなレニーの能力ですが、彼の「世界を見たい」って言う夢を否定せず力を貸してくれる人に出会ってるのが良かったですね。