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「えー、というわけで色々とお騒がせいたしましたわ。今後はやるとしても基本的に安心安全な深層攻略までにとどめてお優雅な配信を心がけていきますので、よろしくお願いいたしますの」
“深層が安心安全はもうバグなのよ”
疑惑を払拭するためにソロでの深層ダンジョン攻略に乗り出したカリン。
その工作を行っていたクラン、ブラックタイガーがメインの攻略を行い、情報も抱え込んでいたダンジョン深層攻略風景の配信。
それによって実力を示しつつ、敵へ打撃を与えることにも成功した。
けれどカリンは、疑惑の完全払拭のためにはあと一手必要だろうと感じていた。このままなら、親友である真冬が頑張ってその部分を穴埋めすることになるのだろう、とも。
だからインパクトを与えるために、深層の更に先。深淵にまで踏み込んでボス攻略を行うことを決意した、と。
……カリン、一般的な勉強はできないし、創作物にハマって「お優雅配信」を実行しているぶっ飛びキャラですけど。戦闘能力は本物ですし、友人も大事にしているし、こういう勘所を外さないのは強いですよね。
実際、深淵攻略も割と危なげなくやってたし。そこで出たボスがかなり貴重な素材落とすボスだったせいで、余計な爆弾まで爆発してたけど。
追い込まれたブラックタイガーが襲撃してくる事態に陥った際とか、「つまり、モンスターの攻撃で混乱してますのね?!」と明後日の方向で物事を解釈しちゃうポンな部分もありますけど。
これまでの描写で、カリンはやるよ。こういう子だよという信頼があるからな……。ここまで来たらこのまま突っ走って欲しい。今回の騒動を治める立場の人々とか、とても胃が痛い日々を送ることにはなるでしょうけど。
作中でもちょっと触れられてたけど、黒い噂のあるブラックタイガーを放置していた側にも多少の責任はあるから……。
重要情報ポロポロ落とすし、嘘が下手出しでリスナーからも「嘘が下手すぎて、信じられない情報に逆に信ぴょう性が出ている」とか言われてるの笑った。
そしてトンデモ配信をしたことで世界中に彼女の力が知れ渡った結果、カリンの同類……深淵に挑戦できそうな実力者……が興味を持って日本に襲来しそうなの、関係者の胃が危ない。合掌。