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「私も、アルマークを信じてる」

(略)

「理由はうまく言えないけど、でもアルマークと一緒にいると大丈夫だって思えるの。私は大丈夫だって」

 

夏季休暇明けに行われる武術大会。

初冬に行われる魔術祭と並ぶ学院二大行事の1つで、それぞれが真剣に練習していたわけですが。

武術大会にあわせて、王太子ウォルフ殿下が護衛などなど随行を連れてやってきていて。

王族故に監視が甘くなっていたのを利用して、配下が危険な品を持ち込んで暗躍していたのがおっかないですねぇ……

 

アルマークが得た棒を求めて、いろんな思惑が蠢いているようですけど。肝心のアルマーク自身がなにも分からないまま巻き込まれ続けているのもまた危ういと思いますが。

北の傭兵としての経験から、戦いに慣れているアルマークだからこそなんとか乗り切れましたけど、敵の攻めが苛烈になってきた時にどうなるか。

侵入者相手に負傷したけれど、仲間が待っているからと何十倍にも煮詰めた薬湯を飲んだうえで大会に戻って。

いつもの彼らしい戦いではないけれど、負傷した身で出来る範囲で見事に相手を操って勝利したのはお見事。

 

その後、大幅加筆されたアルマークとウェンディが謎の試練に巻き込まれるエピソードが差し込まれていたのが新鮮で良かったですね。

試練を課す存在もまた謎めいた言葉ばかりを投げかけてきて、わかるようなわからないような部分が多いですけど。アルマークとウェンディの道行きは険しいのは間違いなさそうです。頑張って超えて欲しいものですけどね。