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「これだけ治安のいいコロニーですらひとり歩きできないとか一種の才能よね」
「どんなトラブルに巻き込まれるかわかりませんから お供しますね」
「……俺は無実を主張する」
軍が絡む戦闘で戦果を挙げたことで、よりセレナ大尉からの勧誘が激化したヒロ。
相手するのも面倒だからと別の星系に逃げることにしたわけですが……セレナ大尉も機動力の高い艦隊を指揮することになって、追いかけてきそうなのが怖いところ。
ヒロ達が次の目的地としたアレイン星系は、交易が盛んな地域であり……だから、その商品を狙った宙賊も多くいて、傭兵としては美味しい星系ではあった。
救難信号を受けて助けに行ったら、イナガワテクノロジーという割と規模の大きな企業の関係者が乗っていて。
医療機関も抱えているということで、ヒロはそこのお世話になることに。
エルマがヒロの記憶喪失が嘘だと見抜いた上で、異世界から来たというヒロを受け入れてくれたのは良い女でしたねぇ。
で、エルマに打ち明けたこともあってミミや、治療を担当してくれるショーコにも話をする流れになって。テンポよく進んでいくので読みやすい。
精密検査したらヒロの遺伝子に未知のパターンがあって買取交渉して……それを運搬しようとしたショーコが何者かに襲撃されたりしたりと、良い縁も引き込んでるけど同じくらいトラブルにぶつかるヒロの運命はすごい。