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「俺はずっと、リシアの前に立ちつづけます。何も怖いことなんてないと思えるくらい、いつだってリシアの先に立ってます」

「…………」

「俺が言うこと、信じられませんか?」

 

感想書き忘れていたことに気付いたので追加―。

プロローグの「蝕み姫」のエピソード、良いですよね……。特殊な力があるため、人と触れ合う事が出来なかった少女が、外に出る際に抱えられていた時に感じた人の体温が離れることに寂しさを感じているの、好き。

この後の事を聞かれて「あなたの傍にいる」と迷わず応えているのも、強い信頼が感じられますし。尊いなぁ。

 

本編は、レンとリシアが「時の檻」に閉じ込められ、魔王軍の将を打ち破りなんとか脱出した後。

剣王になることを決意したレンは、精力的に活動を続けているようです。鍛錬は当然継続していますが、剣魔と戦った際に気になることがあったためラディウス通じて神聖魔法について詳しい人を紹介してもらおうとしたり。

クロノア学院長がレンたちの事情を知っていて、リシアが白の巫女として教会から連絡が来たとしても、理由を付けて断ると言ってくれたのも頼もしい。

 

イグナート侯爵主導の鉄道が開通するという話題もあって。当然のように交流のあるレンとクラウゼル家の人も招待されたりして。

天使化と表現するほかないような、リシアに起き掛けた異変。そのことから、リシアはちょっと神聖魔法の使用を控えたりしてましたけど。

レンが傍にいると宣言して、彼女の不安を煽り過ぎないように、裏で調べたりしている姿を見て、リシアが勇気づけられてるのも良きかな。

ラディウスの紹介で「鞄の旅人」として知られる人物と出会ったり、その人からの依頼で赴いた先で予期せず隠し扉を開けることに成功したり。いろんなイベントが今回も起きているんですが。

 

レンの関与しないところで、七英雄家の一つレオナール家の末裔カイトが初代が使っていた盾を発見したりするイベントが発生していたり。

予期せぬところで強敵と戦う羽目になったレンが、一つ上の領域に踏み込む成長を果たしたりしてますし。蝕み姫と冒険家アシュトンの描写も増えたしで、結構重要な巻ですよねぇ。