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ニア あなたが失った明日を 私が生きよう

 

15話を収録。

貴族であるリストン家の令嬢ニア。

彼女は病に侵され死に瀕していた。彼女の両親は怪しげな術を使う人物に頼るほど追い込まれていたみたいです。しかし、術者が来た時には手遅れな状態だった。

それでも金が必要だった術者は、死せるニアの身体に反魂の法で別人の魂を代わりに詰め込んで、時間稼ぎをすることにしたとか。

「持って数日」とは言うものの……反魂の法を成功させて、他人の魂を宿らせることに成功しているあたり、術者としてちゃんと技量はあったのではという感じもする。

 

そうしてニアの肉体に宿った人物は、かつて武術に打ち込み戦って戦って戦って、その上で勝ち続けたっぽいですね。「戦って死にたかった」と言ってますし。

武に打ち込み続けたわりに、彼女の身体を貰うことになった以上、彼女の背負うはずだった責任と義務位は私が果たすべきだろう、と前世で身に付けた技術で病魔を撃退。

前世の技こそ覚えているものの、名前とかの記憶は分からず。「ニア・リストン」としての記憶も、別人の魂なので当然持ち合わせず。

 

文字通り生まれ変わったような形で……。ニアっぽくふるまおうとしているのは好感が持てる。

護衛も兼ねているだろう使用人に片手で勝ててしまうな……と想像したり、血気盛んなバーサーカー気質を宿しつつ外面良くふるまえるのは才能ですよ。

魔法映像という、死後に生まれた技術に目を輝かせたり、ニア、本当に生き生きとしているというか。いい空気吸って生きてますよねぇ。人生楽しそうだ。