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「逆です。さっきからワクワクが止まらないんですよ!」

 

異世界出身の祖父から特殊能力を継ぎ、固有ジョブ『船長』を活かして交易会社を立ち上げた主人公のレニー・カガミ。

魔の海峡という名前の通り、魔物に襲われまくる危険地帯も彼の呼び出す船とそれに備えられた魔導兵器があれば蹴散らすのはたやすい……けれど、普通は死を覚悟するような場所で。

沈没した資材を全て回収出来たら国すら買える、とまで言われているとか。ただ、魔物に絶えず襲われるからサルベージなんてしてられないって話ですね。

 

レニー、今自分が通っているところの危険性とか、存在するとわかっている宝よりも、海峡を抜けた先の「初めての外国」に対して心が浮き立っているのは彼らしい。

交易も大事だとはわかっているけれど、あくまで彼の目標は「世界を見る」ことだって、本人も言ってますしね。

彼の故郷の村が魔族の襲撃を受けて、祖父を筆頭に犠牲者が出たように。国すらも滅ぼされてしまう危険性がある世界で、これまでの船とは隔絶した速さで国家間を結ぶ交易船とかトンデモないですよねぇ……。レニーの能力に紐づいた船で良かった。

 

速度と武装による安全性もそうですが、風呂とかの設備も整っているので海がもう少し安全だったら遊覧船としても機能しただろうなぁ……レニーの冒険心が抑えられないからダメか。

ポセイドン騎士団から騎士が乗る海馬の調達へ協力を要請されたと思ったら、ロックナ王国滅亡の際に逃げ延びた島から出る術を失ったフェニックス騎士団を保護することになったりもして。

 

ロックナ王国の騎士団の生き残りが、同じく逃げ延びた王族の元に揃ったことで、同盟国として支援をしないといけない状況がより強くなって……しかし、国の戦力もギリギリだから、とレニーに拒否権のない協力命令を下すことに。

滅びた国への支援とか、リターンが期待できない投資だから出し渋るのも分からなくはないですが。レニーやロックナの女王陛下という、関係者からの評価下がりまくってるんだよなぁ……。

そして、レニーの能力を考えると彼と信頼関係築けないのは損だとおもいますがね……実際ロックナで大戦果挙げてて、王命伝えに来た人物が態度急変させることになってたりしてましたけど、手遅れ感がすごい。