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「ん? なぁモングレルさん、これ……何を運んでるんだ? 袋?」

「なんだよわからないのか? ああ、初めて見るのか、こういうのは」

(略)

「ギルドマンの戦死者だ。俺たちハルぺリアから徴兵された、シルバー以上の連中……国を守るために死んでいった、勇者たちだよ」

 

敵国とのハーフであるため、厳しい目で見られることもあるモングレル。

それでもハルぺリア人としての愛国心はあって。生まれ故郷を踏みにじられるのは我慢ならないと思っていた。

そして戦争時、ギルドマンは徴兵され……シルバーランク以上は前線での戦闘要員、ブロンズ以下は後方での補給などを担当することになるそうで。これこそが、モングレルがベテランブロンズであり続けている原因なんですよねぇ……。

 

今回はついに戦争が起きることとなったわけですが。

滅ぼされたモングレルの故郷、シュトルーベは敵国サングレールからすると最も侵攻しやすい場所だったため、年一でモングレルが破壊活動を行っていてもそこからの攻めを諦めて切れてないとか。それを考えると『亡霊』の功績はかなり大きいな……。

後方で補給のサポートやってたのに、補給線を破壊しに来た敵国の兵士と戦う羽目になってるあたりついてない。ギフト持ちの相手が早々に撤退を選んでくれたのは、ラッキーでしたが。

 

想定よりも早く今回の戦争は終わりましたが……それでも国同士がぶつかっていれば、死者は当然出てくるわけで……。

アルテミスや若木の杖の、モングレルの友人たちは無事でしたが。バカ騒ぎしてる男仲間の多い大地の盾や、収穫の剣からは死者は負傷による引退者がでてるそうで。空しいねぇ……。

モングレルの、戦争は虚しいしクソだけど、だからこそそこで頑張って戦った人へは敬意を払うべき、という考えは結構好きですね