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「わかったよ、できる範囲で対応する」

「ありがとう、カズキさん」

 

結婚式も済ませて、側室と楽しんだりもしているけれど、本来の目的であるフローラを懐妊させるためにしっかりと関係を結んでいるわけですが。

メイドのアイリスにクラリス、フローラの妹エリカと三人も懐妊しているのに、フローラ自身にはその兆しがなくて。

 

フローラ、先代皇帝の長女であり一樹と結婚して皇后として国を回していますが。

……彼女自身は先代皇帝の側室であるユノの娘で。先代の正妃であるシルウィアとその娘ルナの扱いについて考える必要もでてきて。

権力争いもどうしたってあり……シルウィアに味方する人材もいるために、フローラも悩んでいましたが。その解決策がカズキの側室にするっていうのが、い、異世界~って感じだ。

 

謀反を企てたとして公爵家の当主を奴隷に落とし、さらに後を継ぐことになった次代公爵も側室として取り込んで。

少しずつ切り込んでいってましたが……シルウィアも、元は先代皇帝の正妃として政治の中枢に近かったので、立ち回りが上手くて。

簡単に尻尾は掴ませないし、一樹たちがシルウィア派を切り崩すように、裏切り者がでるような工作をしたりしていたわけですが……あえなく失敗。結果的に皇后としてのフローラの判断通り、側室ルートに入ったわけで。まぁ、多分こっちはこっちで幸せだよ……。