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「一緒に戦ってよ。勝たせてあげるからさ!」

 

帝国滞在中に、ドラゴンが出現したかもしれないという報告を受けたアニスたち。

戦力的に考えると王国の魔法使いたちを動員したとしてもドラゴン相手の戦闘は厳しく、最終的にはアニスとユフィが出た方が良いとは思っていた。

……しかし、他国でそれだけの力を振るうっていうのは問題が多く、動くに動けない状態にあった。

 

そんな硬直しかけた状況を、クリスが断ち切ってくれたのは良かったですね。

話し合いがもつれて、帝国の民に被害が出てから協力要請を出すことになった場合、「なんでもっと早く助けてくれなかったんだ」っていう不満は出るし、帝国側が解決できず被害まで出したトラブルを王国が解決したってなると、その労力に見合った褒章は値上がりしたことでしょうしね……。

 

先手を打つためにクリスは結構な無茶を通してきたわけですけど。当人は悔いなく、堂々としてるのが彼女らしくはありましたね。叔父であるファルガーナや、身に覚えのあるアニスにダメージが入ったりしてましたけども。

条件が整ったことでアニスたちは現地に向かうことになって。帝国への帰属意識が薄く、厳しい環境にあるスノフェリア領。

そんな場所でも、彼女のこれまでの行いによって顔が知れ渡って、ある程度受け入れられているクリスは優秀ですよねぇ。

 

実際、現地に赴いてみたら本当にドラゴンいて戦うことになってましたからね……かつてアニスが倒したドラゴンよりは口数が多くて交渉でワンチャンいけないかなぁ……って思いましたが。

アニスたちが望む未来を掴み取るために、ドラゴンに抗って存在を示して見せたのはお見事でした。いろいろとトラブルが重なって考え事が増える中でも、合間合間でアニスとユフィがイチャイチャしてくれたのでとても満足度が高かったです。

……そして、ついに次の13巻で完結になるんですってねぇ。楽しみです。