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「たしかになかなかのもんだった。取引は申し分なかったぜ」

「そのリアクションで『なかなか』とか言うのは無理があんぞ」

 

主人公の23歳フリーター・遥斗の家に突如現れた謎の扉。

それは異世界に通じるもので……怪しいし、異世界に渡ったら当然スマホの電波も無くなるわけですが。好奇心に任せて異世界に踏み込んでいくの、行動力ありすぎるなぁ……。

 

最初に踏み込んだ世界は、魔法がある世界の辺境。

薬草を積みに来た少女イリスと出会って交流をすることになったり。次に扉を開いたら、SF世界の宇宙船の中に飛び出て、船の持ち主であるヴェラに不審者扱いされることになったりするわけですが。

怪しまれつつも、即座に切り捨てられるようなことがなかったのは、運が良かった。

 

現地の人と縁を結び、フリーターの収入で出来る範囲ではあるけれど、お菓子とか色々を仕入れて現地で販売する商人として活動することに。

不思議な力でなぜか会話に困ることはないみたいですが。SF世界で会話風景を録画したら、本来の発してる言葉そのままで機械には作用していないみたいだったり。ヴェラの家系には不思議な言い伝えが残っていたりと謎が多いですねぇ。

現代のお菓子は魔法世界でもSF世界でも大好評だけど、そこで稼いだ資金が遥斗に集まりすぎるのは良くないから還元方法を模索することをしてたのは、ちゃんと考えてて偉いですけど。

 

異世界で、本来出来ない交流が出来ることが彼自身のプラスになってたり、売ってるのも安めのお菓子だから数千円の支出で済んでるからと持ち出し多いのを良しとしてますけど。注目する人が多くなると、扱う量を増やしてほしいって要望もでて出費増えて行っちゃうんじゃないだろうか。

一応、イリスの村にお金を戻す方法として工芸品を作ってもらおうとしてたりしてますから、そっちが上手く回ればって感じですが。まだまだ商売は走り出したばかりで、課題は多そう。